6/19(金) 第1回 越谷サンシティ整備懇談会が開かれた
懇談会委員は、ファシリテーターを除き25名。有識者6名、行政機関2名、関係団体8名、若年層(大学生)1名、施設利用団体2名、一般公募6名。内女性は、有識者に1名、一般公募に3名、他は0で女性構成比16%。殆どおじさんじゃん!女性の社会参加ってまだまだよね。ってことで、私は、貴重な子育て世代の女性という観点から、意見をこの場に届けたいと思います、と自己紹介の挨拶としました。他に越谷市職員が多数同席する中、懇談会が始まった。
開会から、冒頭市長挨拶、座長選出に続き、ー昨年の「南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出事業」について市から説明受けた後、質問タイム。施設利用者代表から市へ質問。越谷サンシティは解体が前提なのか、そうではないのか、はっきりさせてくれないと困る、と多少けんか腰に市職員に詰め寄る。よくある光景(笑)。この手の集まりは大抵の場合こうなる。なぜだろう?って考えてみる。越谷市が、市の計画のために、市民を「お招き」して、意見を「お伺い」する、という構図があるからじゃないか?
やり取りを聞いていると延々と続きそうだったので、率直な意見をお話してみました。私は、この懇談会は、ここに集まった人が自由に発言し、ここにいる委員同士が意見を出し合い、お互いにフラットに議論する場だと聞いてきましたが、間違いないでしょうか?
少なくとも、市民が自分達の要望を通すために、市の職員に対し回答を求める、という性質のものではないはず。
先ずは前提となるお互いの認識を変えたらどうか。市職員と市民は対等で、ともにこの計画について悩み考えるチームであり、結局のところは人と人の対話から関係性が作られる。そもそも解体建替えなのか、リノベーションなのか、それすらも決定ではないので、ここで意見交換してもらいたい、多様な意見を集めたいとする、懇談会の前提を正しく理解する必要があります。私が代表務める越谷サンシティ未来会議では、これに対し責任や判断を誰かに押し付けるのではなく、それぞれが責任を分担し、自分もリスクを取って課題を解決し、全体として未来に利益を生む、という市民参加のプロセスを町の中につくるチャレンジを始めました。
これまで私が行政と関わってきた中で思うことは、行政という立場的特性として、万人の公益性を担保しなければならない(と思いこんでいる(笑))という性質があり、可もなく不可もない解答をせざるを得ない。だから質問した側はモヤっとする。また法的な手続きを踏まえなければ、実効性がない。よってスピード感に欠ける。広く市民の声を集める、と言いながら、声を拾い集めて活かすための新しいアイディアに乏しい。いつだって職員の中でやろうとするか、外部の大手企業に委託する。いつも同じ頭で考えているのだから新しい発想は生み出しにくいと思うし、町につながりのない企業が企画したものに対し、市民はいまいち盛り上がらない。
それに対し、招かれた委員はおよそお客様の立場になる。市側の提示したことに対し、何とかその場しのぎの意見を出そうとするが、そもそも議論できるほどの情報量を持っていないし、学習や検討の時間も設けられていない。
これらの課題を一つずつクリアしていく必要があるんじゃないか?
やれるか?やれないか?ではなく
最初に自分達がやると決める
にしてもスケジュールはタイトだ
懇談会は6・8・10・11・12月の全5回
次回は8月の予定
次回から傍聴もできます。
どんな展開になるのか興味ある方は聞きに来てください。
日時はこちらのブログや未来会議のFBなどでお知らせしていきます。
越谷サンシティ未来会議で共にまちの未来を創る仲間も随時募集!(笑)
コメント、メッセージお待ちしています。
(写真:写真ACより)
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