わくわくから始める

私は自分の考えていること(イメージ)を具体的に伝えることが、苦手だと思っている。

それは子どもの頃、記憶では10歳くらいの時、ふと思った命というものへの疑問。身近な人達に私の心に浮かんだその疑問を「人はなぜ生きているのか?」と投げかけたとき、軽く扱われたり、「そんなことは考える必要はない」と考えること自体を否定された(と思った)経験から始まっていると考えている。その時の「誰にも私を受け止めてもらえなかった」という感覚は、時々現れては私の動きを止める。目の前にいる大切に思う人ほど、本質的なことを共有したいと思うから、あれこれ勝手に考えすぎて、日常的なことさえ自由に話せなくなってしまう。この現象をなんとかしたいと長年取り組んできた。日頃からフラットに関われる環境を作りたいと思うのも、多分、自分がいつでもだれとでも心から自由に話したいと願っていて、きっと、それは社会のため(多分自分のためだ)になると信じているから、周りの環境をそんな風に整えようとしているのかもしれない。

(大樹は長い時間をかけて育つ。ひとも同じだね。)


この長年抱えてきているネガティブ感情をポジティブに解決する一つの方法として、試してみようと思いついたことがある。自分のストーリーにはまるとネガティブな感情につながってしまうので、感情と切り離し客観的に解決する方法を模索することだ。


・最初に自分が何を相手に投げかけようとしているのか目的を整理する(自己理解)

・誰にいつ何を共有するのか。アプローチをシュミレーションして決める(目標設定)

・自分が望む回答と違う場合にそれを事実として受け止める力を持つ(自立)

・どんなことも方法は無限大にあって、自分が解決できると信じる(自己承認)


これはいろんなことに応用できそうだ。自然にできるようになるのが理想。

しかし、自分の思考や行動の習慣を変えるのは面倒だ。今まで通りの方が楽だし。


それでもこの面倒なことに取り組もうとするのは、自分<親子<家族<友人<仲間<コミュニティ<まち<社会へと、自分の考えを共有できる範囲を広げていければ、なんかしあわせが拡大していきそうなイメージがわいてきたから。すべての命はしあわせになるためにある。大人になり自分が解決できる範囲が広がったし、選択はいつでも自由。子どもの頃とは違う。人と話すときの不安をポジティブなアクションに変えていくために手帳に書き加え、これからの自分をわくわくへ変えていこう。モチベーションがわく。

(空は宇宙へと続き無限に広がっている)


この自己理解と他者理解を助け、コミュニケーションを取りやすくするアプローチ方法の一つとして Talent Focus® というツールに出会った。個人の生まれ持った才能を診断できる能力診断テストなのだが、「人」を客観的に見える化する。自分の才能がわかったら便利じゃない?相手のこともわかれば違いを認めやすくなる。これは、様々な立場や場面で役立つのでは?と直観で受けたのだが、使いこなせるようになりたいと思って資格を取得した。


そして、私の子どもの頃からずっと一緒に生きてきたこのマイナスの感覚があるから、私の子ども達には、生まれた時から一人の人格を認め、子どもの話しや感情にできるだけ注意を払い、どんな話も私の価値観だけで判断せず、相手の視点に合せて受け止めようと心掛けてきた。その視点を変えるトレーニングが、自分のパラダイムに気付くきっかけになってると思えるし、子育てが大人になってからの自分の成長を助けている。子どもって有難い存在。


だから子ども達には、自分の感情に素直に思いっきり「人の間」で生きて、未来にそれぞれの自由な世界を創って羽ばたいて欲しい。

よろこびの合いの手をつくる

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