住まいの構造

構造の美しい現場は

完成度の高さを期待させる

今回の現場では、壁と天井には漆喰仕上げを予定していますが、漆喰等左官仕上げの場合、完成後しばらくしてひび割れをおこすなどして補修が必要になることは、起こるべくして起きるので、必要なメンテナンスと考えてきました。

今回プレカットを依頼した山長商店さんの構造材を使用した現場では、構造の安定性がよく、漆喰の割れもおきにくいようだと、他の現場で山長商店さんのプレカット材を使用した現場の人間が実感して話しています。

見えない構造材だからこそ、長い年月に耐え、その場に安定して立ち続けることが出来るものがいい。

現存する築100年を超える古民家は、構造材の迫力と大工の技術で建ち続けています。私達のチームが造る住まいが、後の未来に、当時のひとの技術とデザインはなんかいいねって、ずっと住んでもらえる家でありますように。